新しく再建の薬師寺・食堂とは?

奈良で奈良時代の三重塔や飛鳥時代の月光菩薩像で有名な寺院「薬師寺」ですが、2017年7月に新しく食堂が再建されました。

薬師寺は1980年代より金堂や講堂など奈良時代の姿での伽藍再建に取り組んできましたが、今回取り上げる「食堂」もその一つになります。

薬師寺は2015年に拝観させていただいたのですが、まだ食堂は工事中で完成してませんでした。

完成したら見に行こうと思っていたのですが、なかなか機会なく今年の1月になってようやく見ることができました。

●食堂(じきどう)とは?

食堂とは、名前のごとく古代のお寺の僧侶が揃って食事をとるところになります。仏教伝来の飛鳥時代から平安時代まで七堂伽藍の一つとして重要な建物でした。

内部には文殊菩薩や賓頭盧尊者を安置していることが多く見られます。

読み方は「じきどう」です。ものもと食堂というのはお寺のお堂だけを差していたのですが、明治以降に高校や大学の学食を摂る建物を「しょくどう」と呼ぶようになり、現在の食堂の語源となりました。

・薬師寺の食堂は?

薬師寺/食堂

では薬師寺のでの食堂はどうだったのでしょう?

創建時の薬師寺の食堂は300人の僧侶が食事できる施設で、大安寺や東大寺に次ぐ規模となっていたようです。

再建された食堂は講堂の後方にあります。残念ながら常時公開しているわけではなく、この日は扉が閉ざされており、内部は見ることも入ルコともできませんでした。

この建物は食事の場所ではなく、催し物に使われるとのことで、内部は多目的施設になっているようです。本尊は古い仏像ではなく、新しく作製された仏画「阿弥陀如来三尊図」で、50mの壁画が描かれています。

国宝や重要文化財を置いてないことから、内部を目玉にするような建物ではなく、あくまでイベント施設ということなんですね。

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