吉野山をハイキング 下千本~金峯山寺

吉野は桜の名所で有名ですね。私の住んでる大阪では4月10日時点で桜はほぼ満開だったのですが、桜で有名な場所へ行きたいという嫁の希望で吉野へ行くことにしました。

吉野の桜は他に比べ遅咲きなので、どれくらい咲いているか心配でした。ネットの情報だと、上千本で咲き始め、中千本より奥はつぼみということです。

わざわざ満開のところから咲いてるか怪しいところへ行くというのは微妙な気はしますが、今回予定ルートに金峯山寺があったので桜は咲いてなかったとしても楽しみです。

大阪から吉野は距離があり、日帰りでは滞在時間が短くなってしまうということで今回、橿原市で一泊したのち、朝から吉野へ行くことになりました。

吉野へは車で行き、近鉄吉野駅付近の駐車場へ停めました。

午前9時頃の到着でしたが、満車近い状態で、一台たまたま空いたところに停めれたという状態。まだ、見ごろになっていないとはいえ、花見シーズンの吉野は人気がありますね。

吉野山

●下千本へ

駐車場は下千本よりも下にあるので、登っていかなくてはいけません。

下千本~吉野駅はロープウェイを使うと楽なのですが、行きは歩いて登ってくことにしました。

●下千本

歩道を登っていくと、黒門の前付近に出てきます。

下千本は平坦な歩きやすい観光道で、桜シーズンは歩行者天国となります。この日ももちろん歩行者天国になっていました。

道には多くの店が並んでいてちょくちょく食べ物を物色しながら歩いていました。

タケノコの天ぷら

タケノコの天ぷら

桜アイスクリーム

桜アイスクリーム

他に「柿の葉寿司」や「草餅」もよく見かけました。

桜は吉野山の中では下千本が一番早いので3~4分は咲いているというところでしょうか。そこそこ桜が咲いている感じです。

吉野山/下千本

★黒門

下千本のロープウェイ乗り場から少し進んだところにあります。道を進むと必ずくぐる門となります。

黒門は中千本にある、金峯山寺の総門にあたりますが、もともと金峯山寺というのは、古来には吉野山から大峰山にある寺院群の総称であり、吉野山の総門ともいえます。

吉野山/黒門

★銅の鳥居

黒門から金峯山寺までの間にある銅製の鳥居。設立年次は不明ですが、奈良の大仏の余った銅を使って建てられたと伝えられています。現在の鳥居は再建。

大峰山上の蔵王堂までにある金峯山四門のうち第一の門。日本三大鳥居の一つでもあります。

他の二つは宮島の木の鳥居,四天王寺の石鳥居となっています。

吉野山/銅の鳥居

●金峯山寺

下千本を進むと金峯山寺の仁王門前に出てきます。完全に吉野山をすすむルート上にあり、中千本に進むにはここを通り抜けていく形になります。金峯山寺自体も中千本の入口となっています。

迂回ルートもありますが、金峯山寺自体も桜の名所になっているので見逃せないでしょう。

私としてはこの金峯山寺は今回の吉野山ハイキングでは最大の楽しみになっていました。

というのも、金峯山寺というのは山伏で有名な修験道の総本山で重要なお寺なのですが、吉野ということで容易に行ける場所には無く、よっぽどこういう機会でなけらばいけないということ、本尊で普段秘仏の蔵王権現が御開帳ということあんです。

■金峯山寺とは?

7世紀、飛鳥時代末期に修験道を開いた役小角(役行者)は大峰山で修行し、金剛蔵王権現を感得します。その姿を彫り、山上が丘と吉野山にお堂を建てて祀りました。これが山上の蔵王堂(大峰山寺)山下の蔵王堂(金峯山寺)の始まりです。

もともと、金峯山寺というのは吉野山~大峰山の寺社の総称であり、山上山下の区別はなかったのですが、明治になって政府の方針で分離することになりました。

桜の木が吉野山にこれほど多いのは、蔵王権現が山桜の木で彫られており、桜が御神木とされ古くから保護・献木されてきたためです。江戸時代には日本一の桜の名所となり現在にいたります。

★仁王門

金峯山寺の山門で下千本側からはこの門をくぐります。門の両側には仁王像が安置されており、東大寺南大門の仁王に次いで2番目に大きいそうです。

室町時代に建てられた古い門で国宝にもなっているようですが、残念ながらこの時は修理中で門の全貌は見れませんでした。

寺社巡りしていると、たいていどこかしら修理中のところがあります。ある程度大きい寺社は修理しないといけないところも多いでしょうからしかたないのかもしれませんね。

金峯山寺/仁王門

★蔵王堂(金堂)

金峯山寺/蔵王堂

金峯山寺の本堂にあたります。安土桃山時代の再建。

吉野山ではひときわ巨大な目立つ建物で、上千本からでも目印になりました。大きさは東大寺大仏殿に次ぐ国内第2位ということで、こんなところにそんな大きな建物があることに驚きました。本尊の蔵王権現は巨大で3体もいるのでこれぐらいでないと入らないのかもしれませんね。

蔵王堂の正面にある4本の桜は四本桜といい名物であるのですが、まだ咲いていませんでした。

内部の拝観は蔵王権現の御開帳を行っており、特別拝観料1000円がかかりました。公開時期以外は蔵王堂含め無料のようです。

御開帳だけあってすごい人だかり。特に蔵王権現を間近に拝めるルートというのがあって、そちらには長蛇の列ができていました。

私は先を急ぐのでスルーです。

蔵王権現以外にもいろいろ仏像などあったのですが、人が多くなかなか見て回ることはかないませんでした。蔵王権現以外をじっくり見たかったら御開帳時期以外の方がよさそうですね。

■金剛蔵王権現

金峯山寺の本尊で7mの大きく恐ろしい姿をしています。

もともとは創建した役小角が蔵王権現を桜の木を彫って山上と山下に安置したのが金峯山寺の始まりでした。

この蔵王権現も桜の木でできています。

3体あり、普段は厨子の扉は閉められ、秘仏となっていますが、特別公開時に御開帳となります。御開帳のPRでは最大の秘仏となっていました。

蔵王権現というのは、もともとどの宗派の仏にもいないようで、神道や仏教の神が混じりあってできた日本独自の仏であるようです。

金峯山寺/蔵王権現

★御朱印・御朱印張

蔵王堂の前にある拝観料受付の横にある朱印所でいただけました。

書いていただけるのは「蔵王堂」です。一緒に御朱印張も何種類か売られており、ちょうど前のが使い切っていたので赤色無地のシンプルなのを購入しました。

シンプルなのが多くあまりデザインに凝ったものはない感じです。

御朱印はここだけでなく、愛染堂でも別の種類のものがもらえるようです。

金峯山寺/御朱印

★南朝妙法殿

蔵王堂のあるエリアから階段を降りて行ったところにあります。

この建物は形が特徴的で桜との景観がよく似合います。階段の上からの眺めが特にいいですね。

金峯山寺/南朝妙法殿

●中千本~

金峯山寺から中千本ですが、金峯山寺を抜けると本格的な中千本に入ります。ここからは上り坂が増えてくるので徐々にきついコースとなっていきます。

➡中千本~奥千本へ

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