小塔院 元興寺「五重小塔」があった寺

元興寺極楽坊が所有している文化財に「五重小塔」というものがあります。この小塔は内部構造まで省略せずに作られており、奈良時代の塔の構造を伝える唯一のものとして国宝指定されていますが、この小塔はもともとは小塔院という寺院にあったものでした。

小塔院とは、東大寺を建立した聖武天皇の妃である光明皇后の発願で五重小塔を置くために作られた小塔堂を中心とする寺院です。

元興寺の金堂とともに1451年の土一揆で焼失し、五重小塔は元興寺極楽坊へ移されましたが、小塔院は再建されることもなく、跡地のみが受け継がれてきたというお寺です。といっても、礎石などが残されているわけではありませんが・・・

現在、小塔院は真言律教の寺院となっており境内は「元興寺小塔院跡地」として史跡指定されて残っています。境内の見学は自由にできます。

●小塔院

場所は元興寺極楽坊の南西「奈良市西新屋町」にある小さい寺院です。

境内の出入り口は2か所あります。

Syoto-in/entrance1

↑広い方の入口です。こちらは「元興寺小塔院跡」という標石も建っているのでわかりやすい。

Syoto-in/entrance2

↑裏口です。民家の横にさりげなくある感じでわかりくい。

Syoto-in/keidai

↑小塔院の境内です。ほとんど森の中です。史跡を維持するのも大変なのでしょう。

Syoto-in/Hondo

↑小塔院の本堂と思われるものです。素材はトタンのようでした。

Syoto-in/Kuyoto

↑御命供養塔。御命とは奈良時代から平安時代の法相宗の僧の供養塔です。

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