醍醐寺の桜 京都を代表する桜の名所 

京都で桜といえば醍醐寺が有名です。知り合いで行った人からも醍醐寺へ行ってきて「よかった」という声を聞いており、今年は花見は醍醐寺と決めていました。

3月31日はまだ満開では無いとなっていましたが、休日の中では見ごろのラストチャンスだったのでこの日に行くことにしました。

醍醐寺ではもともと豊臣秀吉が「醍醐の花見」を開催するために桜を700本植林しており、1000本あるといわれる醍醐の桜の多くを占めていると思われます。

醍醐の桜は豊臣秀吉が作ったといっても過言では無いですね。

●三宝院

三宝院

醍醐で桜といえば一番はこの三宝院でしょう。醍醐の花見は三宝院の裏で行われており、三宝院や庭園の復興は豊臣秀吉や息子の秀頼が行いました。醍醐の花見の中心地と言える場所です。

三宝院・大玄関の前には「太閤しだれ桜」という立派なしだれ桜が咲いており、とても美しい。観光客もたくさん集まってきていました。

三宝院は内部拝観可能で、美しい庭園や平安貴族を思わせる寝殿造の「表書院」もみどころです。三宝院には御朱印もあり、堂内でいただけます。この日の朱印所は大変な行列になっており、職員さん2人がかりで対応していました。

他のお堂もまわりましたが、この三宝院は一番観光客が集中していたように思います。

三宝院・庭園 表書院

★太閤しだれ桜

太閤しだれ桜

★本堂(特別拝観)

三宝院・本堂

この日の三宝院では普段公開されない本堂,純浄観,奥宸殿が特別公開されていました。表書院にある受付から1000円を支払い入っていきます。庭園は三宝院庭園から続いてますが、表書院からでは遠かった深部も近くで見ることができます。

純浄観は豊臣秀吉が醍醐の花見で使用した建物の移築であり、奥宸殿にある違い棚「醍醐棚」は日本三大名棚のひとつになっています。

さらに本堂では快慶作の「弥勒菩薩坐像」を見ることができるなどみどころ満載な有料エリアです。

●霊宝館

醍醐寺・霊宝館 醍醐寺・霊宝館の桜

霊宝館には醍醐寺にある膨大な寺宝が所蔵されており、国宝・薬師三尊像をはじめ多くの仏像や書画などが公開されていますが、注目の花見ポイントでもあります。霊宝館まわりには囲むように沢山の桜があり、屋根に覆いかぶさる桜や街中には見られない地面近くまで花をつけた桜などは目を奪われます。

●雨月茶屋

醍醐・雨月茶屋

花見に欠かせないのが茶屋ですが、花見の時期というだけあって醍醐寺の茶屋である「雨月茶屋」は大盛況でした。

様々な露店が立ち並び、朱色の腰掛けが用意され食事をしながら花見を楽しんでいる人が大勢いました。

露店の人気メニューは「ゆばまん」であるようで、売り切れており急ぎで調理中でした。おやつ程度のメニューが中心ですが、うどんなど昼食になるようなものもあり、ランチしながら花見は最高ですね。

●伽藍

醍醐寺・西大門

伽藍とはお寺のお堂群のことですが、ここでは醍醐寺本体の寺域を差します。醍醐寺は三宝院,霊宝館,伽藍,上醍醐という4つの区画に分かれており、それぞれに600円の料金が発生します。上醍醐以外の3つは共通券が発行されており、300円割引きの1500円で購入可能です。

さて、伽藍ですが、醍醐寺の本体というだけあって、複数の花見スポットがあります。まず、上の写真にあげている西大門前の桜並木です。総門から続く参道脇に桜が咲き誇っておりすばらしい景色になっています。

★清瀧宮(せいりゅうぐう)本殿

醍醐寺の鎮守社。周囲には桜が咲き乱れており、主要花見スポットのひとつです。残念ながら撮影できずここの写真はありません。

★五重塔

醍醐寺・五重塔

醍醐天皇の菩提を弔うため951年に完成された五重塔です。下醍醐では唯一の平安時代の建築であり、京都で最も古い建築物となっています。

この五重塔は醍醐寺のシンボルというべきものですが、桜とのショットは醍醐寺のハイライトとなるでしょう。撮影する人も多いのでシャッターチャンスは難しいところがありますが、斜めなど角度を変えてみたりすると意外とスムーズにとれたりしますよ。

★金堂

醍醐寺・金堂 醍醐寺・薬師如来坐像

醍醐寺の本尊「薬師如来坐像」を祀る本堂。中には入れませんが扉が開放になっており内部を拝観することはできます。

金堂前は砂利の広場になっており、桜の本数は少ないですが、金堂の脇に大きな桜があり、金堂に華をそえています。

★観音堂

醍醐寺・観音堂

西国三十三ヵ所観音霊場第11番として准胝観世音菩薩(秘仏)が祀られています。観音堂は本来は大講堂ですが、上醍醐の准胝堂が2008年に焼失したため、再建までここで祀られているようです。一見、大きな如来像が中央に安置されており、観音が祀られているようには見えませんが、これは大講堂である時の本尊なのでしょう。

この付近からは桜よりも楓がメインなので花見のスポットは少ないのですが、醍醐寺の御朱印はここでいただけるので結構な行列ができていました。御朱印を書く職員さんも3人がかりでした。数種類から選択することになりますが、大抵は薬師如来か三十三か所巡りの場合の准胝観世音菩薩となるでしょう。※写真は右が三宝院,左が醍醐寺です。

醍醐寺・御朱印

★弁天堂

醍醐寺・弁天堂

下醍醐伽藍の最深部。池と朱色をした弁天堂の景色がとても美しい場所です。周囲に桜はなく新緑でもないので木々はまるで冬のようですが、紅葉の名所であり、その時期になるととても美しいようです。

●醍醐寺のおみやげは?

どこの寺院でも見かけるお守りや絵ハガキは醍醐寺でもあります。それに加え花見などの時期だけだとは思いますが、鼓月や八つ橋など京都の有名なお菓子を売る店がでており、関西外から来る人にはそれらも京都土産になるでしょう。

醍醐寺特有のものとしては「だいごこばち」があります。なんと、鉢植えの盆栽桜を販売しているのです。全国に桜の名所はたくさんありますが、桜そのものがお土産なのは醍醐寺ぐらいではないでしょうか?

だいごこばち

価格は3500円。遅咲きの桜のようで、店頭に並んでいるものはまだ花をつけていません。開花は遅く4月下旬が見ごろのようです。

店舗は西大門前の大通りの東の端にあり、普通にまわるとなかなか目にすることが無い場所です。上醍醐へ伽藍を通らず行く道にあり、そちらへ行くのであれば目にすることもあるでしょう。

通販でも買えるようで外で花見だけでなく、家でも花見というのはどうでしょうか?

「だいごこばち」と同じ品種です→桜のミニ盆栽

スポンサーリンク
スポンサー