TVで北野天満宮の梅の花が見ごろと聞いて3月3日に行ってまいりました。
1月前半にも北野天満宮へは行っており、梅で有名であるということで、また梅が満開のころに来たいと思っていました。
その時は1月なので当然ですが、まだ梅はつぼみがちらほらあるだけで咲いてはいませんでしたが、今回は満開ということで期待です。
●駐車場
今回も車での参拝となります。嫁と休日が重なったので二人で梅を見にいくということになりました。
駐車場は北野天満宮の入り口付近にあり駐車券をとって中に入るタイプの駐車場です。今回は梅が満開ということで人は多め。ですが、駐車場は停めれないということは無くスムーズに停めることができました。
一応無料時間1時間というのがありますが、梅苑や宝物殿をまわるのに1時間ではとうてい無理なものがあります。そのせいか、出る際に理由を言うと無料でゲートを開けてくれました。ただ、今回のような梅苑公開など特別な理由があればいいですが、通常期間では理由を作るのが難しいかもしれませんね。
●梅苑入り口
梅苑への入り口は参道にあります。1月に来た時にはゲートは閉まっていましたが、シーズンではゲートが開いており受付が設けられています。
ここでチケットを購入することができます。今の時期は「宝物殿」で「宝刀展」が開催されておりチケットは共通券が販売されています。
梅苑は大人入苑料600円ですが、宝物殿チケット300円と合わせて買うと50円引の850円で購入できます。
チケット自体は別々であり、購入してすぐ梅苑に入らず宝物殿へ先へ入ることも可能です。
宝物殿の方へ先に行く場合、もうひとつの入り口から入ることを案内されましたが、境内の仕切りが追加されており、どこにあるのか発見できませんでした。どこにあるんでしょうか?
●梅苑
梅苑入り口から中へ入るとピンクや白、赤の梅の花が咲き乱れています。同じ色の梅でも大きく下へ垂れてきている梅もあり様々な品種があることを感じさせます。北野天満宮の梅は50種類あるそうですね。
白い梅がやや目立ちました。北野天満宮があるのは北野白梅町といいますが、何か関連があるのでしょうか?
桜は花見で行ったりしていましたが、梅は花見目的で行くということは今までありませんでした。嫁は「桜より梅の方が好き。桜はごちゃごちゃと花がついてるけど、梅は一つ一つ別々についてるから」と言っていました。それには同感ですね。
梅苑からは御土居へ抜けることができます。ここも普段は閉鎖されており期間だけの出入りとなります。
●茶店
梅苑をすすむとお菓子とお茶をくれる引換所が設けられています。そこでチケットを購入した時にもらった「お菓子引換券」を渡すとお菓子とお茶がもらえます。
梅苑公開期間なだけにものすごい人だかりです。
貰えたお菓子とお茶はいずれも梅を使ったものとなっています。
奥には茶店があり座れるスペースが用意されています。湯飲みやポットもあるので先ほど貰った粉のお茶も飲むことができます。
茶店では団子などさまざまな和菓子が売られており、無料でもらえたお菓子も売られています。嫁は梅が駄目なのでここで団子を購入していました。写真の団子はその時のものです。
緑茶も売られているので同じように梅が駄目な人はここで購入してもいいかもしれません。
●御土居
豊臣秀吉が洛中洛外の区分のためと水防の為に築いた御土居の名残りで史跡指定されている場所です。
梅苑公開期間は有料区画に組み込まれており、ここから「もみじ苑」や境内西側へ行くことができます。
●もみじ苑
御土居に入り口があり、そこから行くことができます。ここも1月には入り口が閉鎖されており期間限定でのオープンとなっています。
入り口から降りて行き、紙屋川を中心として東西にある遊歩道をまわります。本来はもみじがメインですが、梅の木もそれなりにあり、川にかかる橋とあわせて景観としてはすばらしいもものがあります。
●境内西側
普段は無料区画としてオープンされている場所ですが、梅苑公開期間は仕切りがされていて有料区画からしか入れなくなっていました。
1月でも思ったのですが、境内で一番梅が多い場所なんですねここは。ここが無料公開のままだと、ここだけで客が満足してしまいそうです。仕切りがつけられるのは仕方がないかもしれません。
この時期に本殿と梅のショットを撮れるのはここからだけです。
■おわりに
春に一番早く咲いて春の到来を感じさせてくれる梅の花はいいですね。
北野天満宮の梅は品種が多くとても見所があります。今回は見逃してしまったのですが、本殿の前にある梅はここでしか見られない品種らしいので、今から参拝されるかたは見逃さないように注意です。
同時公開の宝刀展の記事や1月に北野天満宮へ訪れた記事もあるのでよかったら見てみてくださいね。
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