東寺のみどころ② 高さ日本最高の五重塔 初層特別拝観

東寺・五重塔

東寺のみならず京都のシンボル五重塔。高さは55mにもなる。これは現存する日本の古塔としては最高の高さを誇ります。創建は平安時代で828年ですが、他に高層の建物が無い昔は雷が落ちやすく4回焼失しています。現在の五重塔は5代目で、江戸時代の1644年に再建されたものです。

今回、「京の冬の旅」非公開文化財特別公開イベントで東寺の五重塔・初層に入れるということで拝観しに行かせていただきました。

東寺・五重塔初層

五重塔は普段は閉鎖されており周囲の柵は閉まっているのですが、公開日のため出入り口部分が開いており、中へはいれるようになっています。入り口と内部に係員が配置されています。

五重塔の扉は東が開けられており、そこから入り、出口は南側が開いておりそこから出ることになります。

中央には心柱という柱が立っており、これを大日如来と見立てているらしいです。柱を中心にして四方に4体の如来像と8体の脇待が配置され各如来が三尊形式をとっています。

この四如来が三尊形式になるというのは珍しいことのようです。

東寺・五重塔初層内部

北面:不空成就如来像 脇侍:普賢菩薩,地蔵菩薩

東面:阿閦如来像 脇侍:弥勒菩薩,金剛蔵菩薩

南面:宝生如来像 脇侍:除蓋障菩薩,虚空菩薩

西面:阿弥陀如来像 脇侍:文殊菩薩,観音菩薩

下の図が仏像と壁画の配置図です。

東寺・五重塔初層仏像配置

仏像は作者不明ですが、塔の再建と並行して1643年~44年にかけて作られ、ヒノキ製であることがわかっています。

表面は金で漆箔され、目には玉眼が使われている豪華なものです。

さらに壁面には鮮やかな真言八祖の壁画が描かれています。真言八祖とは、中国の僧侶7人に空海を加えた8人です。八坂の塔でもそうでしたが、初層の壁面には鮮やかな壁画をすることが多いですね。また、4体の如来を配置するところも同じです。

初層から2階への階段は非常に急になっていますが、天井に蓋がしてあり登ることはできません。2階はどうなっているんでしょうかね。

拝観は入り口から一方通行で順路が組まれており南側の出口まで続きます。初層だけなのですぐ終わってしまいますが、多数の仏像や壁画があり見所十分でした。

料金は東寺のみどころ①で書いたとおり普段の有料エリアである講堂や金堂合わせて800円となっています。京の冬の旅の特別拝観は基本的に600円なのですが、ここはそれより高くなっています。

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