伏見稲荷大社の裏参道では食堂や神具屋さんなど多くの店舗があり、露店も平日であっても多く立ち並びます。
そんな中でも奇抜な料理を見かけました。それが、ウズラの丸焼きです。店頭で調理しており、店の前では香ばしい臭いがただよいます。 伏見稲荷といえば、本来はスズメの丸焼きが有名なんですが、立ちよった季節は8月でシーズンでは無く扱っていませんでした。スズメのシーズンは11月~2月のようです。
「稲福」という食堂にてウズラの串焼きを注文しました。毛をむしり取られたウズラが串刺しになって店頭に置かれているものを鉄板で店員さんが焼いてくださります。
焼きあがるのに少々時間がかかり、測ってはいないんですが、10分程度に感じました。
焼きあがったウズラにはたれが懸けられ、渡されました。「骨ごと食べれる」のだそうです。
早速、近くのベンチに腰掛けて食べます。ちなみに箸などは言わないと無いので、口だけで食べないといけません。骨まで食べれると言うので挑戦してみましたが、まるで歯が通りません。骨ごと食べられるように特別な調理をしているわけでは無く、普通に骨です。スーパーの骨付きの鶏肉と同じぐらいの硬さです。頭も食べれるそうですが、自分の歯が折れそうです。
小さいサイズの鳥なので肉はわずかです。その肉の味自体は鴨に近く、悪くないんですが、時々内臓の味がします。しかし、骨はなんともなりません。
箸を店から貰って取れるだけ肉をとって食べました。骨を食べられなかったので仕方なしに店に返しました。自分では骨を噛みきれなかったと伝えると「すいません」と言われました。
なんだか一生懸命作ってくださったのに罪悪感を感じます・・・
ところで、スズメの串焼きもネットで見る限り同じような感じなんですね。噛む力に自信のある方は伏見稲荷でスズメの串焼きやウズラの串焼きに挑戦してみてもいいかもしれません。
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