天文図で話題のキトラ古墳の現状

明日香村へは飛鳥寺と橘寺へ行く目的でいったのですが、明日香村といえば、お寺よりも古墳で有名です。

私は古代史全般に特に関心があり、古墳にも興味があります。

せっかく自転車まで借りて来たのでもったいないと思い、サイクリングがてら飛鳥寺参拝と同じ日に古墳群も3つほど回ってきました。

今回はそのうちの一つ「キトラ古墳」を紹介します。

●キトラ古墳

キトラ古墳 キトラ古墳・石碑

最近「天文図」が古代中国で観測されたものではないかという話題で注目の古墳です。

古墳としては高松塚と同じ終末期古墳で形状は円墳です。

石室内部に東西南北の壁に四神(青龍・白虎・朱雀・玄武)が描かれており、近隣にある高松塚古墳や古代朝鮮半島の古墳と似ています。

天井には北斗七星などの星座が描かれ、この星座位置が古代中国からの観測したものと一致しているようです。※画像は転載です。

キトラ古墳・天文図

埋葬者は不明ですが、出土物から高松塚古墳よりも身分が低い人物ではないかと言われています。壁画から渡来人の可能性もあるようです。

壁画の画質の変質のため現在は剥ぎ取られ、保存されています。

石室は封鎖されており、今は入れません。

また、現在、「国営飛鳥歴史公園・キトラ古墳地区」として工事中で立ち入りは制限されています。

オープンは2016年予定。

国土交通省管理によるキトラ古墳の歴史的価値や東アジアと古代飛鳥とのかかわりを「見て・聞いて・触れて・学べる」展示施設、そして、文化庁管理による壁画の保存・管理を行う施設ができる予定となっています。

キトラ古墳・工事中

キトラ古墳はまだ観光地区としてオープンしておらず、見るものはありません。

もし見に行く場合でも、他の観光地域とは真逆の方向になるので、キトラ古墳だけ別に行く必要があります。

しいていえば、高松塚古墳に近い場所で案内も出ています。

また、レンタサイクル等で入手できる観光地図には具体的な位置は載っていない可能性があります。私が入手したものには載っていませんでした。

また、注意したいのは付近には売店や自販機はありません。丘陵地で体力も使いますので、あらかじめ水分を持っていくなど脱水対策が必要な場所でもあります。

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