法隆寺のみどころ② 夢殿~西円堂

●東院伽藍

法隆寺・東大門

東院伽藍は夢殿を中心とした区域で、大宝蔵院からは別寺院と思えるほど離れており、東大門を通って参道をしばらく歩きます。

そうすると、東院伽藍の入り口である四脚門が見えてきます。

見所は有名な夢殿や舎利殿です。

東院伽藍は聖徳太子の住居跡(斑鳩宮)に建てられています。

ここを通って中宮寺にもいけます。

★夢殿(国宝)

夢殿

聖徳太子を供養するために建てられた八角円堂です。東院伽藍の本堂。

奈良時代に行信僧都という構想が建てたお堂です。

当時、都では天然痘が流行しており、これを聖徳太子の怨霊と信じた人々の願いで建てられました。

2か所扉が開いており、片方から救世観音像、もう片方から聖徳太子の幼年期像を拝観することができます。

■救世観音像(くせかんのん)

救世観音像

観音菩薩の化身と言われる、聖徳太子等身の観音菩薩像です。白鳳時代の楠製仏像で国宝。

180cmあり、聖徳太子が当時としては非常に長身であったことがうかがえます。

厨子に収まっており、普段は秘仏として厨子は閉じられています。

長年秘仏であるため、非常に状態がいいのも特徴です。

長年秘仏であった理由は、厨子を開けば聖徳太子の神罰が下るという迷信が法隆寺に伝わっていたからです。

古い記録によれば、仏像を作った仏師も完成直後に原因不明の死を遂げたとか。

江戸時代になっても、誰も厨子を開くことはできず、明治になってはじめてフェノロサによって開かれました。

その時幾重にも木綿が敷き詰められていたそうです。

●西円堂

法隆寺・西円堂

創建は奈良時代、橘夫人の意向で行基が建てたと言われています。

順路とは外れた西院伽藍の西側にあります。

現在の建物は鎌倉時代再建のもの。

こちらへ行く参拝客も見えたので、興味があって行ってみました。

高台にあるので、五重塔を見渡せる景色となります。

ここにいた職員さんも写真撮るならここからがいいですよ~と教えてくれました。

お堂自体は中を拝見できませんが、景色を見るにはいい場所ですね。

法隆寺高台より

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