鞍馬寺西門を出てすぐに鳥居が見えてきます。
今回の鞍馬山ハイキング最終目的地の貴船神社です。
正直,目的のメインは鞍馬寺であり、強力なパワースポットとは聞いていましたが、貴船神社はそれほど重要視していませんでした。
ただ、鞍馬山を抜けたところにあるのでついでに行ってみようみたいな感じです。
縁結びで有名なぐらいしか思っていませんでした。
行ってみるととても美しい場所であると感じました。
鳥居を過ぎると鮮やかな春日燈篭が並びます。
これ夜だったらすごい綺麗でしょね。
燈篭の石段を登ると境内です。
貴船神社で思ったのはとにかく女性が多いんです。
それもオシャレで若い女性が多い。つい目がいってしまいます。
さすがは縁結びの神社だけありますね。
もちろんカップルも多く見られます。
貴船神社は本社・結社・奥の宮からなり全部回ろうと思うと、少々歩くのですが、基本舗装された道を歩くのでヒールなんかでも問題ありません。
実際ヒールも多いです。オシャレな服装にヒールはとても似合いますね。
私はまずは御朱印をいただこうと思いました。
ここでは御朱印はお札授与所でいただけます。他の神社では宮司が書いたり、年配の方が書いたりするのですが、ここでは御朱印を書くのは若い巫女さんです。
巫女さんの存在がより貴船神社の華やかさを引き立てています。
ちなみにここは朱印帳を預けておき書けたら呼ばれるタイプです。
左が貴船神社の御朱印です。細字で繊細な字体ですね。
他の参拝者をみると紙を水場(神水らしいです)に浮かべている人が多くいます。
水場にしゃがみ込んでしきりに紙を見ています。
これ実は水占いというものなんです。
最初は全くの白紙なんですが、水に浮かべると占い結果が浮かび上がってくるんです。
私も200円支払いやってみることにしました。
男性一人これをやるのはなかなか恥ずかしいものがありますが。
中吉でした!なんでも、ここの水占いには「大凶」があるそうです。
設定してないおみくじも多いのですが、そんなんでるとへこんでしまいますね。
水につけたおみくじは近くの木にくくりつけます。
けっこう紙がしっかりしてて破れにくくなっています。ただ、厚めなのか結びにくかったです。
次は本殿へ参拝です。
本殿は2007年に建て替えられており、綺麗な状態です。
参拝されている方の中には、着物姿の男性もちらほらみえました。
結構若い方のようで、最近「和装」が流行ってるのですかね。
私もやってみようか?
本殿から貴船川沿いに車道を登っていくと結社(ゆいのやしろ)があります。
ここで祀られているのが「磐長姫命」で、縁結びの神様となっています。
本社の方で祀られているのは水神であって、縁結びの神様では無いので縁結び祈願にこられている人はこちらへの参拝は外せませんね。
結社ではおかれている結び文を書いていく人が多いようです。
結社からさらに川を上ったところに「奥の宮」があります。
もともとはこちらが本社であったようです。
平安時代の水害で社が倒壊し、現在の本社へ移ったとか。
奥の宮にはカップルで参拝に来ている人は注目の木があります。
連理の杉といいます。
この木は杉と楓が合体したもので非常に珍しいものです。
連理とは男女が仲睦まじいことをいいます。
男と女はまったく違うものですが、結婚というのはそれが一緒になることです。
この神木は夫婦和合の象徴と呼べるものでしょう。
ぜひ彼女と一緒に訪れたい場所であります。
奥社を参拝し、帰ろうと思いましたが、どうやら貴船から車を停めた鞍馬寺
までは徒歩ではいったん貴船口まで下り、そこから鞍馬寺まで登ってこないといけないようです。5kmに迫るけっこうな距離です。
もしくは、鞍馬山を再び越えるか?また、同じ道を行くのはつまらないものがありますし、もう17時を過ぎ日が落ちてきます。
山に入るのは危険です。
そこで、貴船口から鞍馬まで電車を使うことにしました。では、貴船口まではどうするかですが、 バスがあるようです。
というのはバスは発見したのですが、貴船口まのでちょっとの区間で料金を支払うことを躊躇してしまいました。
貴船口までの2km、下りばかりとはいえ結構歩きました。
川沿いには川床料理の店がたくさん並んでいます。貴船は川床料理で有名なんですね。
値段高いですが、一度は体験してみたいものです。
この川床の雰囲気がとても幻想的でいい感じなんです。